【初心者・級位者向け】よく出てくる将棋の専門用語10選

将棋

abemaTVやYoutuberによって、将棋の対局が見られる機会がとても増えました。
将棋に興味を持っている方には、とても嬉しい時代になりましたね。
しかし、将棋にはルールの他にも沢山の専門用語があります。
しかも日常ではあまり使わないので、解説者が話していても、よくわからない方も多いのではないでしょうか?

私も最初の頃は、ほとんど意味が分かりませんでした。
パッと出てくる解説の言葉なので、ちゃんと覚えておくこともできず、なかなか調べることも出来なかったです。
ほぼ毎日対局やyoutube動画を見えて、良く使われている用語が少しずつ分かってきました。

そこで今回は、級位者や最近将棋を見始めた初心者「観る将」の方たちに向けて、よく解説者が使う用語の意味や使い方をまとめました。

これを読めば、より将棋の対局番組が楽しめるようになります。
また棋力アップにも役立つかもしれません。

※私の感覚を多数入れておりますので、正式な意味と若干違う可能性はございます。
※初心者に向けた分かりやすい言葉で説明しておりますのでご了承ください。

将棋初心者で、まだ駒の動かし方など不安な方は、こちらも併せて読んでみてください。

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よく出てくる将棋の専門用語10選

これから紹介する10の用語は、本当によく解説者が使っています。
また、将棋教室などで実際対局したりしても、よく皆さんも使っています。
あと身近なところでは将棋系youtuberも良く使っています。
あえて注目して話を聞いてみても面白いかと思います。

詰めろ

読み方:つめろ
意味:何も対処しなければ、次の王手から詰んでしまう

※詰む = 勝ち

よく出てくるのは、最終盤の局面です。
プロはいつもギリギリの戦いをしています。
その最終盤で必ず出てくるのが「詰めろ」です。
「この手で詰めろが掛かっている」などと使用します。
「詰めろ」は掛かる、掛けるなどが動詞として用いられます。
または「詰めろ」を解消した場合は「詰めろを逃れた」とも使われます。

「詰めろ」→「詰み」→「勝利」に繋がります。
※詰みの部分が脳トレなどの遊びにもなっている「詰め将棋」になります。

必至(必死)

読み方:ひっし
意味:もう守りきれず、負け直前の局面

上記の詰めろのもっと厳しい局面の時に使われます。
詰みではないが、どこにも逃げたり、守ったり出来ないため「相手を詰まさないと負け」となります。
これはかなりつらい局面です。
使い方としては「次の銀打ちで必至ですから、なんとか勝ち筋を見つけたいですね」です。
将棋の問題集でも「詰め将棋」や「次の一手」だけでなく、「必至問題」もあります。
※どこに指せば必至がかかるかという問題集。
解説者の必至フレーズは是非参考になるので、聞き逃さないように観てみてください。

定跡

読み方:じょうせき
意味:今まで何度も指されていて、研究されている局面

よく出てくるのは、序盤の局面です。
序盤はだいたい定跡に沿った進行になります。
分かりやすく言うと「決まった流れ」です。
定跡は単純に暗記によるところが大きいです。
しかしアマチュアでは、定跡の情報量は少ないです。(そんなに覚えられない)
プロ棋士ともなると、無数の定跡が頭の中に入っています。
対局によっては、どこでこの「定跡」から外れて進むのかが注目されています。
そのため定跡中にもかかわらず、「長考(長く考える)」することがよく観られます。

悪手(疑問手)

読み方:あくしゅ(ぎもんしゅ)
意味:負けに繋がる悪い指し手

まさに字のごとくです。
悪手はプロでも出てきます。
特に終盤の時間がなくなってきた場面や、攻防がややこしくなった場面でよく悪手が出ます。
しかしプロが悪手を指す確率は極めて低いです。
そのため、悪手を指した場合にそこがクローズアップされます。
勘違いのないようお伝えしますが、アマチュアは悪手だらけです。
またコンピュータのおかげで悪手が分かるようになったので、アマチュアが対局を観て悪手が分かるようになったのは、ここ数年の話しです。
悪手や疑問手は、終局後にコンピューターで解析して始めて出てくる言葉と思っておきましょう。

※解説動画をアップしてくれるYoutuberさんなどは、よく説明してくれます。
※補足ですが、悪手の他にあまり良くない手を「疑問手」、逆に一番良い手を「最善手」といいます。

駒損(駒得)

読み方:こまぞん(こまどく)
意味:味方の駒が、最初の時点から少なくなっていること

通常の将棋では、お互い駒の種類と数は同じ枚数からスタートします。
しかし局面が進んでいくと、銀が一枚相手より少ない状況が出てきたりします。
それの局面を「駒損」といいます。
(反対に相手より駒が多い時は「駒得」といいます。)
対局最中に、相手の駒と自分の駒の枚数をチェックすると分かります。
もちろん「駒得」のほうが有利になりやすいです。
しかしプロの対局では「駒損してでも、相手玉に迫る」ことが、よく観られます。
そのような局面を観ると、緊張感が走っている場合が多いです。

味がいい

読み方:あじがいい
意味:分かりやすく気持ちのいい指し手

これはよく中盤、終盤に出てくる言葉です。
ただの一手ではなく、色々な良いことが一手に詰まっている時に出てきます。
「ここで桂跳ねが、すごく味がいいんですよ」と使ったりします。
これは桂馬の跳ねた事で、攻めにも守りにも良いことがある場合に使っています。
アマチュアで将棋を指していても、たまたま「味のいい手」が出てくる時もあります。
味がいい手が連発したらまず勝てます(あまり連発することはありませんが…)
アマチュアレベルだと「味がいい手」は偶然出てくることのほうが多いです。

手抜き

読み方:てぬき
意味:攻められているところを無視し、違うところに着手すること

重要な局面で現れることが多い「手抜き」。
将棋は駒がぶつかると、どちらかが獲られます。
先ほどの駒損にもありますが、駒を取ると優位に進められることが多いです。
ですが、時には駒を取られることを無視し、より有効な手を指すことがあります。
その時に「手抜いて逆から攻めに行きましたね」と解説者が言ったりします。
手抜きは、級位者や初心者が判断するのはとても難しいです。
しかしアマチュアの有段者クラスだと、「手抜き」のテクニックはよく使います。
(使い方が合っているかは別問題)

読み方:すじ
意味:必ずやっておきたい指し手

よく歩を相手にぶつける時に、解説の方が言われています。
「この歩は筋ですね」と使われています。
相手の守りの陣形を崩す時の、最初の一手などが多いです。
ボクシングでいうジャブみたいなニュアンスかもしれません。
プロ棋士はこの「筋」を瞬時に見抜きます。
しかしアマチュアは、なぜそこが「筋」なのかは、一見よくわかりません。
その後、解説者がそこからの指し手を教えてくれると「なるほど!」となることが多いです。

第一感

読み方:だいいっかん
意味:一番最初に浮かんでくる良さそうな指し手

将棋を指し慣れてくると、パッと見える良い手が出てくる時があります。
プロの場合は、どの局面でもそれがあります。
だいたい解説者が「まぁこの手が第一感ですね」と言って、良い手を教えてくれます。
しかしこれはあくまで「一番最初に浮かぶ良い手」のため、考えが深くなるともっと良い手が手でくることもあります。

力戦

読み方:りきせん
意味:定跡から外れた前例のない局面

先ほど定跡の意味に触れましたが、対局では必ず定跡からハズれ「初めての局面」になります。
そこからの戦いを、力と力のぶつかり合いという事で「力戦」となります。
独創的な指し手をする棋士が対局すると、解説者が「早くから力戦になりましたね」と言います。
力戦はホントに殴り合いのような戦いになることも多く、早い段階からハラハラドキドキの局面になります。

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まとめ

詰めろ
→ 何も対処しなければ、次の王手から詰んでしまいますという意味

必至(必死)
→ もう守りきれず、負け直前の局面

定跡
→ 今まで何度も指されていて、決まっている展開や流れ

悪手
→ 負けに繋がる悪い指し手(その他疑問手、最善手などあり)

駒損
→ 味方の駒が、最初の時点から少なくなっていること(反対の意味を駒得)

味がいい
→ 分かりやすく気持ちのいい指し手

手抜き
→ 攻められているところを無視し、違うところに着手すること


→ 必ずやっておきたい指し手

第一感
→ 一番最初に浮かんでくる良さそうな指し手

力戦
→ 定跡から外れた前例のない展開や流れ

以上になります。
10つのよく使われる用語を解説しました。
言葉の意味が分かると、今よりさらに対局が楽しく観戦できるようになります。

これから名人戦や棋王戦などのタイトル戦も沢山ありますし、藤井二冠のさらなる活躍や、羽生九段のタイトル100期、女流順位戦「白玲戦」など、将棋界は見どころが満載です。

沢山楽しく将棋を観戦して、是非自分でも指してみてください。
楽しさが倍増しますよ!!


▼将棋をもう少し勉強してみたい、強くなりたいと思っている初心者はこちらの記事も参考に読んでみると良いと思います。

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