2019年のラグビーワールドカップから、急激に人気となったスポーツ「ラグビー」。
今回は、これまで日本のラグビー界を創り上げてきた歴代のスター選手を、ポジション別に5名ずつ紹介していきます。
この5名はラグビー好き、興味がある人なら必ず知っていて損はない選手達です。
今回は「ロック」です。
※注意※当記事の対象者は「日本人」に限定しています。
【フォワード】
■ 日本を代表する歴代最高のプロップ5人はこちら
■ 日本を代表する歴代最高のフッカー5人はこちら
■ 日本を代表する歴代最高のフランカー5人はこちら
■ 日本を代表する歴代最高のナンバーエイト5人はこちら
【バックス】
◆ 日本を代表する歴代最高のスクラムハーフ5人はこちら
◆ 日本を代表する歴代最高のスタンドオフ5人はこちら
◆ 日本を代表する歴代最高のセンター5人はこちら
◆ 日本を代表する歴代最高のウイング5人はこちら
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日本を代表する歴代最高のロック5人
【ロックとは?】
8名のフォワードの中でも、特に大きな体格の選手が多いです。
スクラムを後方から押し込む役目や、ラインアウトなどでしっかりとボールを獲ることが求められます。
身体が大きいだけでは務まらない、非常に日本人には難しいポジションです。
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大野 均
大野 均(おおの ひとし)
1978年5月6日生まれ
身長192cm/体重105kg
福島県出身
日本大学
代表キャップ数:98
2020年 引退
キャップ数歴代1位の伝説的プレイヤーです。
しかし、意外にもその活躍は社会人になってからでした。
日本大学から東芝府中に入社し、スタメンに起用されたのも2年目からでした。
しかしそこから2年後には日本代表に選出されました。
ワールドカップでは2007年~2015年の3大会に出場するなど、長きに渡り活躍しました。
今後、大野選手のキャップ数を超える選手は出てこないのでは!?と言われるほどのスゴイ記録です。
林 敏之
林 敏之(はやし としゆき)
1960年2月8日生まれ
身長184cm/体重103kg
徳島県出身
同志社大学
代表キャップ数:38
1996年 引退
大学時代から日本代表に選出された、天才的スーパープレーヤーです。
神戸製鋼へ入社後は、日本選手権の7連覇に大きく貢献しました。
1987年には日本代表のキャプテンとして、第1回ラグビーワールドカップにも出場を果たしました。
30歳の頃には、ラグビー発祥の地であるイギリスの名門オックスフォードへ留学し活躍。
なんと日本人では後にも先にもいない、オックスフォード歴代ベストメンバーにも選ばれました。
(イギリス人以外では林選手のみ)
国際試合が少ない時代にも関わらず、代表キャップ数も堂々の38。
正真正銘のワールドクラスのフォワードと言われ「世界に最も通用した日本人選手」とも言われています。
まだまだ日本が世界の強豪とは言えない時代に、第1回ワールドカップから支えてきたキャプテンは、間違いなく歴代最高選手の一人です。
桜庭 吉彦
桜庭 吉彦(さくらば よしひこ)
1966年9月22日生まれ
新潟県出身
秋田工業高校
代表キャップ数:43
2001年 引退
高校時代に野球部からラグビー部へ入部し、翌年には高校日本一に輝いた逸材です。
高校卒業後は大学に進まず、そのまま当時社会人リーグ最強のチーム釜石製鉄所に入社しました。
20歳の頃には日本代表にも選ばれ、不動のレギュラーとなり数々の国際試合に出場しました。
キャップ数こそ43ですが、非公式の海外試合を含めると100試合以上の出場経験を誇ります。
当時の日本人では唯一の100試合達成でした。
ワールドカップでも1987年~1999円で3大会に出場するなど、日本人のロックとしては伝説的な選手となりました。
田沼 広之
田沼 広之(たぬま ひろゆき)
1973年5月24日生まれ
身長193cm/体重90kg
神奈川県出身
日本体育大学
代表キャップ数:42
2010年 引退
日本体育大学からリコーへ入社し、すぐにレギュラーへ定着しました。
同ポジションの日本代表が相次いで故障したため、急遽練習し参加しましたが、その時のプレーが評価されそのまま日本代表の一員となりました。
ロックの中では細身体型で異彩を放つプレースタイルは、日本代表でも見事にフィットし代表キャップも43と、長きに渡って日本代表に貢献しました。
ワールドカップでは1999、2003年に出場。
外国人選手が多く活躍する中、まさに「日本人ならではの繊細なロック」として、選ばせて頂きました。
大八木 淳史
大八木 淳史(おおやぎ あつし)
1961年8月15日生まれ
身長190cm
京都府出身
同社大学
代表キャップ数:30
1998年 引退
同社大学の黄金世代の一人として大学選手権三連覇など、一気にスターダムへ登りました。
卒業後は神戸製鋼へ入社し、ここでも歴代最高に並ぶ7連覇を達成しました。
比較的早期に現役選手を引退し、神戸製鋼の指導者として務める傍ら、メディアへ積極的に出演していきました。
当時、ラグビー選手としては初めての試みだったかと思います。
その後もラグビーの普及、学生への指導や校長就任、NHK大河ドラマ出演など、多岐に渡って活躍しています。
大学、社会人時代にスーパースターとなった選手が、色々な視点でラグビーを普及していったことを評価させて頂きました。
いかがでしたか??
5人全員がその時代のスター選手として、日本ラグビーを盛り上げてくれていました。
きっとこれからも様々な形でラグビー界に貢献していくことでしょう。
この5人のようなスター選手が出てくることを楽しみにしています。
これから各ポジションの名選手を紹介していきますので、是非そちらも見てください!
これからもラグビーを観戦して、応援し続けていきましょう!!
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