日本を代表する歴代最高のプロップ選手5人

スポーツ

近年、急激に注目度を増したスポーツ「ラグビー」。
今回は、これまで日本のラグビー界を創り上げてきた歴代のスター選手を、
ポジション別に5名ずつ紹介していきます。
今回は「プロップ」です!!
この5名はラグビー好き、興味がある人なら必ず知っていて損はない選手達です。

【注意】
フォワード(プロップ)には、多くの外国人(日本籍)の方がいますが、あえて日本人に限定しました。



日本を代表する歴代最高プロップ選手5人

お兄ちゃん
お兄ちゃん

【プロップとは】
スクラムを組む時に、最前列3人の中の左と右に位置する選手です。
相手フォワードと直接組合う、まさにスクラムの屋台骨です。
相手に押し込まれない力と重さが必要で、さらにモールなどでも果敢に飛び込んで潰れ役になるなど、縁の下の力持ちであり、最前線プレーヤーでもあります。
プロップとは「支柱」という意味があります。

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稲垣 啓太

稲垣 啓太(いながき けいた)
身長186cm/体重115kg
1990年6月2日生まれ
新潟県出身
関東学院大学
代表キャップ数:40
2022年現在 現役

小学生の時に、既に体重100キロを超えていたという逸話を持つ稲垣選手。
中学までは野球の捕手をしていたが、高校から本格的にラグビーを始めました。
その数年後には、高校日本代表に選出されるなど、才能が開花しました。
関東学院大学からパナソニックへ入団し、すぐに日本屈指のプロップへと成長していきました。
2014年に日本代表デビュー後、2022年現在でも不動の地位を確立し、日本代表の最前線で活躍しています。
メディア受けも良く、「笑わないラガーマン」として人気を得ています。
人気、実力ともに歴代最高峰のプロップの一人と言えます。

畠山 健介

畠山 健介(はたけやま けんすけ)
身長178cm/体重115kg
1985年8月2日生まれ
宮城県出身
早稲田大学
代表キャップ数:78
2022年5月 引退

小学生でラグビーに出会い、中学ではバスケットとラグビーを並行して活躍していました。
高校からは本格的にラグビーに取り組み、3年連続で全国大会に出場、高校日本代表にも選出されました。
大学でも早稲田大学に進学し、全国大学選手権の優勝へ大きく貢献しました。
当時、大学最強の1角である、関東学院の名称春口監督に、「一人選手を貰えるなら、畠山」と言われるほど、圧倒的実力を誇っていました。
その後、サントリーに入団し2011年には日本代表デビューを果たしました。
代表での活躍が評価され2016年には、世界トップリーグの一つであるイングランドの「プレミアシップ」へ一時移籍を果たしました。
代表キャップ数も歴代4位の記録を持ち、プロップでは最多です。
バラエティなどでも人気キャラを確立し、ラグビーの普及へも大きく貢献しています。
選手として、今後レジェンド級の扱いになることは間違いないでしょう。

洞口 孝治

洞口 孝治(ほらぐち こうじ)
1953年11月3日生まれ
岩手県出身
岩手県立釜石工業高等学校
代表キャップ数:24
1999年 死去

高校卒業後、社会人ラグビーの強豪チーム新日鉄釜石へ入社しました。
強靭な肉体で常に、先頭で身体を張る姿で多くのファンを魅了しました。
その後、1978年に日本選手権で優勝し、1984年までの7連覇へ大きく貢献しました。
日本代表としても1979年のイングランド戦でデビューし、第一回ワールドカップにも出場を果たしました。
引退後も監督として活躍されていましたが、突然病に倒れ、僅か45歳で亡くなってしました。
もし、今も生きて監督業で活躍されていたら、日本のフォワード陣はさらに強くなっていたでしょう。
当時、無敵の新日鉄釜石の立役者として、十分日本歴代トップクラスのプロップと言えます。

太田 治

太田 治(おおた おさむ)
1965年3月23日生まれ
秋田県出身
明治大学
代表キャップ数:27
1998年 引退

強豪明治大学へ進学し、3年の時に見事全国大学選手権で優勝。
さらに大学4年生の時には、日本代表に収集されアメリカ戦で代表デビューを果たしました。
それから約10年もの間、日本代表として戦い、時にはキャプテンも務めるなど、日本になくてはならない存在となりました。
1991年ワールドカップ時の初勝利には、大きく貢献しました。
引退後、社会人ラグビーチームNECを率いて、2度の日本一へ導くなど、指導者としての才覚も発揮しました。
その後も日本代表ゼネラルマネージャーや、7人制ラグビーのチームディレクターなど、日本ラグビーを多方面から支えています。
現役、監督、裏方の現在まで、残した功績は日本歴代トップクラスです。

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山下 裕史

山下 裕史(やました ひろし)
身長183cm/体重120kg
1986年1月1日生まれ
大阪府出身
京都産業大学
代表キャップ数:51
2022年現在 現役

高校からラグビーを始め、大学では関西の名門である京都産業大学へ進学し、大学選手権ベスト4などの活躍をみせました。
その後、神戸製鋼(現・コベルコ神戸スティーラーズ)へ入団し、頭角を現してきました。
2009年から日本代表として活躍し、キャップ数も堂々の51でプロップでは畠山選手に次ぐ、歴代2位の記録です。
2015年のワールドカップでの活躍も目覚ましく、予選では海外評価で「ベスト15」に輝くなど、日本人が世界に通用することを証明した一人です。
スクラムの屋台骨として多くの功績を残した、日本トップクラスの選手です。

以上の5名となります。

いかがでしたか?
いずれの選手も日本代表として、海外のビッグ選手たちと文字通りぶつかり合ってきました。

フォワードの中でもスクラムの最前線で組み合うプロップ。
これからも世界で活躍する日本人プレイヤーが、出てくることを楽しみにしていきましょう。
まだまだ現役でプレイしている選手もいますので、これからもみんなで応援していきましょう。

日本代表の最前線プレイヤーとして、いつまでも応援しています!!

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