【中途採用面接】失敗しないためのポイント②~志望動機と職歴の説明方法~

仕事

私は面接官として、これまでの10年間で1000人以上と面接をしてきました。
多くの人材との対話から、採用したいと思える人には共通事項があることが分かりました。
今回は書類審査が通過し、実際の面接で失敗しないためのポイントを絞って解説していきます。
ちなみに新卒採用ではなく、今回は中途採用(転職)の方に向けたポイントになります。
今回は②ですので、①「履歴書の重要箇所」も併せてお読みください。

面接時の志望動機と職歴の説明方法

面接の際、最も重要なのが志望動機と職歴の説明です。
志望動機ってありきたりになっていませんか?
何人も面接している私からすると、正直体裁のいい言葉は聞き飽きていて、ほとんどの面接者の志望動機は覚えていないです。
ここで他者との違いを出せたら、印象にも残りますし、採用確率がグッと上がります。

どのような志望動機が良いか?

面接官は面接時に、アナタがどのような人物かを常に考えています。
そのことを常に頭に入れておいてください。
志望動機はほぼ100%聞かれる質問です。
絶対に準備していきましょう。
ポイントは「具体的なワードをちりばめる」です。
例えば接客業の面接であれば、

  • 人と接することが好きで… → 美味しいモノを食べてる姿が好きで…
  • 子供が好きで… → チャレンジしている子供の一生懸命な姿が好きで…

のようなことです。
大枠ではなく、具体性を付け足しましょう。
具体的なワードをちりばめることで、面接官にアナタの人物像が見えてきます。
さらに付け加えると、それがなぜ好きになったかのキッカケをわかりやすく伝えてあげましょう。
これでアナタが「どんな着眼点を持ち、感情が動くのか」などが伝わっていきます。
面接官に「アナタの人物像を具体的に伝える」ことを意識して話しましょう。

職歴の説明方法

続いて職歴の説明です。
こちらも中途採用では志望動機同様、ほぼ100%聞かれる質問です。
しっかりと答えられるように、準備しておきましょう。
ちなみに職歴については、経験から答えていくものです。
その経験を言語に落とし込むことが大切です。
そういう意味の準備をしていきましょう。
転職希望の職種によりますが、他業種であれば、説明時には出来るだけ業界専門用語を使わずに一般的に分かる言葉に変換して、答えられるようにしておきましょう。

そしてここからが本当に重要なことです。
職歴や経験を説明する際のポイントです。
それは「企業の求めている役割をこなせていたのか?」です。
これが伝わるように話していきましょう。

  • 前職ではどんな役割を与えられていたか?
  • 求めれていた目標は?
  • それに対して結果はどうだった?
  • 具体的にどのような思考や行動をとったか?
  • それによって何が身に付き、自身が成長したか?

この5つをしっかりと話せるようにしましょう。
これは中途採用であれば、どの面接官も必ず知っておきたいことです。
「わが社に入ったとき、求める役割を理解し動いてくれるか?」が大切だからです。
これが伝われば、伝わるほど、印象が良くなります。
さらにプラスをするなら、失敗談も用意しておくと尚良しです。
人は弱みを見せると親近感が湧くものです。
面接官にしっかりと覚えてもらうためには、大切な要素です。

まとめ

志望動機のポイント
・具体的なワードをちりばめる
・アナタの人間性を把握してもらうように意識する

職歴説明のポイント
・経験を言語化し準備をしておく
・求めらていた役割がこなせていたか?を説明する
・失敗談も用意しておく

以上です。
注意点は、自分の話したいことを全て吐き出さないでください。
様々な質問の中に上記の内容を入れて、質疑応答出来るようになると良いです。

次の③では「その他面接時に意外と知らない大切なこと」をお伝えします。

①履歴書の重要箇所
②面接時の志望動機と職歴の説明方法
③その他面接時に意外と知らない大切なこと

の3つを頭に入れながら転職活動を頑張ってください。
アナタは必ず良い仕事に巡り合えます。
自信を持って動きましょう!!

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